これまでの活動

臼杵JC・八幡浜JC交流50周年記念事業「次代を築く講演会&トークセッション」

2016年11月19日(土)、海を隔てた隣町であります臼杵青年会議所との交流50回目の記念事業と致しまして 「次代を築く講演会&トークセッション」を開催致しました。 前半は、八幡浜市 大城一郎市長と臼杵市 中野五郎市長による両市の取り組みや成功事例のご紹介を頂きました。 後半は、メンバーからの質問にそれぞれご回答頂きました。

<スピーカー>
八幡浜市長 大城一郎様
臼杵市長  中野五郎様
<参加者>
一般社団法人八幡浜青年会議所 第65代理事長 松岡永悟    現役メンバー
一般社団法人臼杵青年会議所  第61代理事長 板井信一郎   現役メンバー

八幡浜市大城市長

八幡浜市大城市長 今日は、八幡浜青年会議所のメンバーのみならず臼杵青年会議所の皆様方とこのような機会を持てることを 大変うれしく思います。
■八幡浜市の紹介はこちら(PDF)
八幡浜市について様々な取り組みをご紹介致しましたが、私が一番大事にしているのは、 やはり「まちづくり」というのは「ひとづくり」だということです。 様々な施設も作ってきましたが、人が集まる施設、そして人が楽しく使う施設、 人を活かすような施設を作っていくことが市の発展にも繋がると考えております。

臼杵市中野市長

臼杵市中野市長 臼杵市が取り組んでいることについて話をさせて頂きます。
■臼杵市の紹介はこちら(PDF)
街づくりにおいて大切にしていることは、安心な生活を守り切るということです。 高齢者が生き生きと暮らせるまちをどのようにつくるか。子育て世代にとって住みやすく、 「臼杵がいいね、臼杵で子育てしたいね」と言ってもらえるよう、移住・定住の取組みを進め人口の社会増を目指しています。

トークセッション1

八幡浜JC松岡理事長

松岡理事長 中野市長、大城市長、貴重なご講演どうもありがとうございました。 我々青年会議所は、政策立案実行団体と自負しております。臼杵市が住みたい田舎ランキングで全国的にも上位だと ご紹介がありましたが、どの世代の方々が、どの地域に移住されているのかというのを教えて頂けますでしょうか。

臼杵市長 今年は145名の移住者がありました。総人口では、旧臼杵市と、旧野津町が4:1。一方、移住してくる人の割合は6:4です。移住者は旧野津町の方に多いです。理由は、農業をしたいということで臼杵に来ている人がたくさんいます。臼杵は有機農業のまちというのを標榜しております。完全無農薬の農業ができるという堆肥を、年間1200t作れる大きな工場を持っています。そういうところで農業をやりたいということで来られています。
昨年度の農業新規就農者は、35名おりました。これは大分県で2番目に多かったです。

移住者にとっては住まいの問題がありまして、「臼杵に来たい」、それも「古民家に住みたい」というニーズがあります。 需要と供給の形から見たら空き家の数が少なくて、来たい人に待ってもらっているという状況です。いい条件の空き家があっても、「もう使わないのだけど、仏壇を置いている」とか、「遺品を遺しているから貸すわけにはいかない」という返事が戻ってきます。ここをしっかり取り組むことができれば、ずいぶんうまくいくのではないかと考えています。市街地のメインストリート八町大路も注目されています。我が町のメインストリートはシャッター通りではなく、全部店舗が入っています。しかし、一歩引いたところには結構空き家が残っています。
そこを京都の町屋みたいな形で改修して、宿泊施設にし、観光客に臼杵に来てもらって、遊んでもらって良さを知って 頂くことで、交流人口も増えるのではないかと考えています。来年度には取り組みたいと考えています。

松岡理事長 ありがとうございました。移住というと、シニアというイメージを持っていました。しかし、新規就業者さんなど、 若い世代の方々が中心ということで非常に驚きました。最近では、臼杵市の交流プラザの周辺に石畳の新しい カフェが出来ているのを知り、八幡浜に帰ってメンバーに話をしますと、「臼杵市に足を運んでみたい」との反応が ありました。実際に見て持ち帰った情報が、人を動かすのだなと実感しております。
そこで僭越ながら両市長に提案なのですが、職員さんを交互に交換されるなどの取り組みはいかがでしょうか。 お互いの市の魅力をお互いの地元の人間が足を運んでPRすることで交流人口が深まるのではないかと考えます。 もしくは地域おこし協力隊という手法もあるかと思います。臼杵・八幡浜青年会議所同士が50年間に渡り交流し 友情を育んでいったように、海を隔てた隣町として有意義な交流が生まれると考えます。ご意見をお聞かせ下さい。

八幡浜市長 先ほども紹介をしましたが、八幡浜の産業まつりには、臼杵市の職員さんも八幡浜に来て頂いて臼杵の特産品を販売して頂き、夜は一緒に懇親会も行っております。また、臼杵市でイベントがあるときには八幡浜市から駆け付けて、 八幡浜ちゃんぽんを販売しております。まずはそういったところから人的交流を行っていき、将来的にはそういう 人事交流に繋がればいいなと考えております。まずは、今できることから取り組んでいきたいと思います。

トークセッション2

臼杵市中野市長

板井理事長 取り組んでいることのお話を伺いまして非常に勉強になりました。ありがとうございました。臼杵市に住んでいて 一番初めに見るのは人口の減少です。過去10年間の統計をみたときに、合併した当時の人口が4万2~3千人から、 今は3万8500人を切ったところであります。このまま10年経過しますと、3万人を切るのではないかという 試算が出ております。そういった中で臼杵市の移住定住の取り組みをされていると聞いて、少しでも人口が増える ような仕組みがあることを知りました。八幡浜でも移住の取り組みをされているかと思います。 そちらをご紹介頂けますでしょうか。

八幡浜市長 ありがとうございます。八幡浜の方も、自然減・社会減共に激しい状況です。1年間に700人ほど減っています。 1年間で亡くなる人が500~600人。生まれてくる赤ちゃんが、ここ2~3年、200人を切っております。 人口対策としましては、結婚している人は、3人~4人と赤ちゃんを授かっていますが未婚者が多いため、まずは何とか結婚をして頂く為に、婚活事業を愛媛県と一緒になって実施しております。愛媛県の婚活事業の成功率は 全国でもトップです。以前はお見合い結婚も多かったのですが、いまは殆どありません。市独自としましても 「縁結びコーディネーター」という名称で8名を委嘱し、情報を集めて頂いて、お見合いをして頂く事業をしています。

臼杵さんの紹介を受けて感銘しましたのが、「病児・病後児保育」の取り組みです。これも実施しようとしていますが、 なかなかお医者さんと連携して出来ない。子ども医療費助成は八幡浜市も取り組んでおりますが、通院費までは税収が少なくて出来ておりません。今年から、歯科治療だけは、小学校・中学校までは無料にする政策を 始めます。東京23区は既に何年も前から中学3年まで医療費無料になっていますが、裕福な自治体だけそういった政策が出来て、一生懸命頑張っている地方自治体は税収が少なく取り組めないのはおかしいですよね。医療費の問題は、国の政策の一つだろうということで、国に対しても一生懸命、医療費の無料化を 訴えております。また、少子化問題にしても八幡浜市のような小さな一自治体のみで頑張ってもなかなか難しいです。 極端なことを言いますと、子どもが生まれ、20歳になるまで国が仮に毎月10万円給付するということになれば、 絶対、人口は増えると思います。少子化問題に対しても国に提言していきたいと考えております。現在、人口が増えて いるのは東京と千葉と神奈川の3つしかありません。大阪も減っています。これはなんとかしなければならないと思っております。国に対して一生懸命、地方の方からアイデアをお伝えし、国と一緒になってやっていきたいと考えております。

臼杵市長 臼杵市も、結婚支援員「イランショワさん」という仕組みを作っております。「そこまでせんでええよ」と言われるくらい男女のお見合いの場を設定しようとして、今10名の方に活動して頂いております。しかし、まだなかなか成果に結び付くことが出来ていません。「病児・病後児保育」につきましては、大変好評いただいております。急がば回れではないですが、長い目で見れば若い人の定着に繋がるのではないかということで、臼杵独自の奨学金制度というものを設けております。地元の子供たちが一般の大学に進学するときには、月に3万円の市独自の奨学金制度を設けております。 そして、医学部に入学した学生には、3年生までは月に5万円、4~6年は10万円の奨学金を出しています。 去年からは、正看護師を目指している学生たちに対しても月5万円の奨学金という独自制度を設けました。 彼ら・彼女たちが臼杵の病院に帰ってくる、臼杵内の企業に勤めて自分の奨学金をもらった期間は最低年数勤めると、 奨学金は返さなくてもいいという制度を作っております。この制度の目的は、臼杵市の子どもたちの中で向学心がありながら、家庭の事情で大学への進学を断念するということはさせたくないということ。市民をあげて 応援したい。そして、是非臼杵に帰ってきてほしい。帰ってきて、臼杵に根付いて20年、30年先のリーダーとして、臼杵市を担ってほしいという両面があります。このために、たとえば医学部生ひとりあたりでも800万円ほどの奨学金になるのですが、医師不足のところに彼らが心意気を持って帰ってくれば有難いなと思っているところです。 いろんな形で子どもたちが出ても、臼杵に戻ってくる仕組みを作っていくことが必要ではないかなと思います。

青年へのメッセージ

八幡浜市長 私も八幡浜青年会議所に23歳の時に入会し、17年間在籍しておりました。様々なボランティア活動をしながら、「まちをよくしよう」、「ひとを作っていこう」、と言っておりましたが、38歳のときに市議会議員に挑戦してそれから2期6年間、市議会議員としてご奉仕をさせて頂きました。
そのあと、市議会議員でも一生懸命やってきましたが、その当時は議員が19名で、19分の1しか自分の立場がない。何度も市政に対して、反対討論もさせて頂きました。色々と抗ったこともあります。そこで、もうちょっとこうすれば まちが良くなるのにという想いから44歳の時に市長選に立候補しました。
そして今年で8年目、2期8年を終えようとしております。(2017年4月 3期目当選)
皆様方も青年会議所活動の中で、「手弁当で、まちをよくしよう」と、やっておられます。その限界もあると思います。是非この中から、特に八幡浜のメンバーなのですが、市議に手を挙げて挑戦しようとか、そういう想いを持って 頂きたい。そして共に一緒になって八幡浜の未来、臼杵の未来を考えられるような、「あの時は笑っていたけど、実際に 実現したよ」というようなことがあれば今日この交流会が行われた意義があるのかなと私なりに思っております。 どうか、皆様、色んなところで頑張って頂けたらと思います。

臼杵市長 選択土着民という言葉があります。その対義語として宿命土着民という言葉があります。
臼杵から本当は外に出たい。新しい場所で新しい生活にチャレンジしたいのだけど、あまり都会の競争の激しい中で生きていく自信がないので臼杵に留まっているというのが宿命土着民。
一方、自分は世界を股にかけて活躍できる意欲や能力がある。だけど自分の人生をこの故郷で ある臼杵にしっかり根付いて、そこで自分の人生を花咲かせたいと思うのが選択土着民。
人生の花は人によって異なります。しかし、まち作りと企業の発展なしに、自らの花をこの地で咲かせることは 出来ません。まち作りと企業の発展を両立させて、はじめて花を咲かせることができるのだと、挑戦している人間を私は 選択土着民と呼んでいます。つまり意識的にこのまちが好きだから、このまちを自分の人生の舞台と選んでそこで 自分の人生に花を咲かせながら、ただ自分のためだけではなくて、このまちがより良くなるために頑張っていこうと いう人たちが一人でも増えていくまちが、将来への可能性があるまちだと思っています。そういう人たちと私たちは まちづくりを一緒にやっていきたい。そういう人たちは今日来て頂いている青年会議所の皆さん方だと思います。 自分の家業を大事にしながら、その地域・市の発展のために今我々に何が出来るのか、何をするのがいいのかということを考えながら日々の活動をやっていって頂きたいと思います。

理事長あいさつ

理事長あいさつ

八幡浜青年会議所 更新情報

2017/01/21
メンバー紹介を更新しました。

2017/01/21
各委員会紹介を更新しました。

2017/01/21
理事長あいさつを更新しました。

2016/12/20
発掘!故郷の景色アップしました。

2016/12/11
八幡浜周辺子育て情報誌「ママネタ」ママだけが知る子育て情報をあなたにお届け!をアップしました。

2015/04/12
ムービー:八幡浜JCヒストリー~0を1にした男達~をアップしました。

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